結論を先にまとめると...
- 商品によって必要な長さや量は違う
- 長さ6センチ・直径1センチあればほとんどの赤ちゃん筆は作れる
- 髪の毛が足りなければ紅筆を作ればOK

髪の毛の量はどのくらい必要?
赤ちゃん筆を作るためには、もちろん赤ちゃんの髪の毛が十分伸びている必要があります。
しかし、初めて赤ちゃん筆を作るという方であれば、十分な量を切れそうかどうかなんてわかりませんよね。
今回は、そんな方向けに、赤ちゃん筆を作るのに必要な髪の毛の長さや量についてお話していきます。
目次
必要な髪の毛の長さや量はメーカーや商品によって違う
赤ちゃん筆メーカーのHPや通販サイトを見たことのある方はご存知だと思いますが、商品によって使用している髪の毛の長さや量はバラバラです。
たくさん髪の毛を使う商品もあれば、ほんの少しでいいものもあります。
基本的なルールとして理解しておくべきことは以下のとおりです。
- 和風デザインの書道筆はサイズが大きくなりがちなので必要量が多い
- 紅筆は小ぶりの筆のことで、髪の毛の量は少なくて済む
- インテリア型(飾るタイプ)は商品によってバラバラだが、基本的には書道筆より少なくて済む
以下はこれらタイプごとに必要な長さや量、商品選びをするうえでの注意点について説明します。
和風デザインの書道筆の場合
長さ6センチ以上・直径1センチ分くらいあれば十分
和風デザインの書道筆は立派な桐箱や塗箱に入っています。
そのため、筆自体がこじんまりとしていてはカッコ悪いので、大きな筆になりがちです。
筆が大きくなると、それにともなって筆軸も太く長くなりますので必要な髪の毛の量は多めです。
必要なサイズの目安は、
- 長さ6センチ(レシートの横幅くらい)
- しっかり束ねたときの直径が1センチ(1円玉の半径)
と覚えておいてください。
これくらいの量があればたいていの書道筆タイプの赤ちゃん筆を作ることができます。
もちろん、これよりも少なくて済む赤ちゃん筆もたくさんありますので、一つの目安としてもらえればと思います。
具体的な数値は各商品の販売ページに載っていることが多いので、それを確認しましょう。
足りなければ紅筆という選択肢も
赤ちゃんが薄毛の場合や、既に1度ヘアカットしてしまった場合などは、髪の毛がどうしても足りなくなるかもしれません。
そういう場合には、紅筆という種類の赤ちゃん筆について検討してみるのもいいでしょう。
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髪の毛の量に合わせた筆軸を選んでくれるメーカーもある
カットし終えたものの、髪の毛の量がギリギリ足りているか足りていないかという時もあるでしょう。
「こうやって測ればクリアするけど、こっちの測り方だと足りないことになる・・・」
とても不安ですね。
そういった場合には、髪の毛の量に合わせて筆軸の太さを変えてくれるメーカーに頼むと安心です。
多くのメーカーでは、髪の毛の量が足りなかった場合、購入者に連絡して髪の毛を送り返すか別の商品(主に紅筆)に切り替えることになります。
しかし、北斗園の書道筆系赤ちゃん筆であれば、メーカーが髪の毛の量に合わせて筆軸の太さを変えてくれますので、余計な手間がかかることはありません。
カットした髪の毛の量に自信がないという方は、北斗園で注文するといいかもしれません。
化粧筆の場合
長さ5センチ以上・直径1センチ分あれば十分
化粧筆タイプの場合は全体的に小ぶりになることが多いので、書道筆に比べると必要な髪の毛は若干減ります。
だいたいの商品では、
- 長さ5センチ(キャッシュカードの短い辺くらい)
- しっかり束ねたときの直径が1センチ
あれば十分ですが、これより少なくて済むものもたくさんあります。
商品ページに必要な髪の毛の量が載っている場合も多いです。
軸の太さが決まっているため、量が足りないと作れない
書道筆の場合は、髪の毛の量に合わせて太い軸や細い軸を切り替えてくれるメーカーがあります。
ですが、化粧筆の場合はもともと軸の太さが完全に決まっています。
そのため、髪の毛の量が足りない=その赤ちゃん筆はつくれないとなってしまうのが難点。
そういう場合、メーカーから「別の筆なら作れます」と連絡があるため、商品を切り替えれば済むのですが、料金の再支払いが必要であったりと手間がかかります。
インテリア型(飾るタイプ)の場合
長さ6センチ・直径1センチ分あれば十分、商品によってはもっと少なくてもOK
インテリア型の飾るタイプの赤ちゃん筆もたくさん売られています。
こういった筆の場合、基本的に書道筆より小ぶりになるのですが、筆のインパクトを強めるためにしっかりした量の髪の毛を使っていることが多いです。
書道筆と同じように
- 長さ6センチ(レシートの横幅くらい)
- しっかり束ねたときの直径が1センチ(1円玉の半径)
くらいあればほぼすべての商品の基準はクリアです。
一般的には、
- 長さ4センチ
- 束ねたときの直径が6ミリ
このくらいの量があれば十分とされています。
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まとめ
今回は、赤ちゃん筆を作るのに必要な髪の毛の長さや量についてお話ししました。
確実に希望の赤ちゃん筆を作ってもらうためには、少し多めの髪の毛を用意するのがポイントです。
もしも赤ちゃんが薄毛で、「いま切っても大丈夫かな」と思うときは、美容院でカットしてもらったほうがいいでしょう。
プロに見てもらえば確実です。
それでは今回の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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